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ぎっくり腰で動けないときは?受診の目安と発症後の過ごし方【麻布十番】
「物を持ち上げた瞬間に腰へ強い痛みが走った」「朝起きたら腰を伸ばせない」「動こうとすると腰が痛くて立ち上がれない」。このような急な腰痛は、一般に「ぎっくり腰」と呼ばれます。
ただし、ぎっくり腰は病名ではありません。急な腰痛の中には、早めに医療機関で確認した方がよい状態もあります。痛みを我慢して無理に動いたり、反対に必要以上に寝たきりになったりする前に、症状を落ち着いて確認することが大切です。
この記事では、急に腰が痛くなったときの受診の目安、発症後の過ごし方、ZAB整骨院で確認する内容を解説します。
目次
ぎっくり腰とは?
日本整形外科学会では、いわゆる「ぎっくり腰」を、急に起こる強い腰の痛みを指す一般的な呼び方として説明しています。重い物を持ち上げたときや身体をひねったときに起こることもあれば、朝起きたときや、はっきりしたきっかけがない状態で起こることもあります。
腰の関節、椎間板、筋肉、腱、靱帯など、痛みに関係する組織はさまざまです。また、脚のしびれや力の入りにくさを伴う場合などには、別の病気が関係している可能性もあります。
症状だけで原因を決めつけることはできません。整骨院ではレントゲンやMRIなどの画像検査、医学的な診断はできないため、症状によっては先に整形外科などの医療機関を受診してください。
最初に確認したい症状
急な腰痛が起きたときは、痛みの強さだけでなく、次の症状がないか確認してください。
- 安静にしていても強く痛む
- 時間の経過とともに痛みが強くなっている
- 発熱や強い体調不良を伴う
- 脚に強い痛みやしびれがある
- 脚へ力が入りにくい、歩きにくい
- 排尿・排便に異常がある
- 転倒、衝突、交通事故の後から痛む
- 胸や腹部にも強い痛みがある
- 骨粗しょう症があり、軽い動作の後から強く痛む
- がんや感染症の治療歴がある
日本整形外科学会も、安静にしていても痛みが軽くならない、悪化する、発熱を伴う、脚のしびれや力の入りにくさ、排尿障害などがある場合は、重大な病気が隠れている可能性があるため、速やかな受診を案内しています。
緊急性が高いと感じる場合は119番へ連絡してください。救急車を呼ぶべきか迷う場合、東京では救急相談センター「#7119」も利用できます。
急に腰が痛くなったときの5つの対応
1.まず安全な場所へ移動する
道路や階段、浴室など危険な場所にいる場合は、可能な範囲で安全な場所へ移動します。強い痛みや脚の力の入りにくさがある場合は、無理に一人で動かず周囲へ助けを求めてください。
2.楽に感じる姿勢を探す
腰を無理に伸ばして「正しい姿勢」を取ろうとする必要はありません。横向きで膝を軽く曲げる、仰向けで膝の下へクッションを入れる、椅子の背もたれを使うなど、その時点で比較的楽に感じる姿勢を探します。
ただし、同じ姿勢を長時間続けると、立ち上がる際につらくなる場合があります。身体の状態を見ながら、小さく姿勢を変えてください。
3.症状と発症時の状況を記録する
医療機関や整骨院へ相談するときに備え、次の内容をメモしておきましょう。
- 痛みが始まった日時
- 物を持った、ひねったなどのきっかけ
- 痛む場所と広がり
- 脚の痛み・しびれ・力の入りにくさ
- 発熱や体調不良の有無
- 座る、立つ、歩くなど困っている動作
- これまでの腰痛や病気、けがの有無
4.痛みを我慢して強く伸ばさない
「伸ばせば元に戻る」と考えて、強いストレッチやひねり運動を行うことは避けてください。腰痛の原因や状態は一人ひとり異なります。動かしたときに痛みや脚の症状が強くなる場合は中止し、医療機関へ相談しましょう。
5.必要以上に寝たきりを続けない
強い痛みがある直後に無理をする必要はありません。一方で、危険な症状がなく、少し動ける状態であれば、痛みの範囲内で日常の動作を徐々に再開することが検討されます。
厚生労働省の資料では、急性腰痛に対して長期間の安静を続けるよりも、可能な範囲で通常の活動を維持する方が望ましい場合があると示されています。ただし、無理に動けばよいという意味ではありません。症状が強い場合や判断に迷う場合は、医師へ相談してください。
冷やす?温める?
急な腰痛は、必ず冷やす、必ず温めると一律には決められません。心地よく感じる方法を短時間から試し、痛みが増す場合は中止してください。
- 冷却材や温熱材を皮膚へ直接当てない
- 長時間続けない
- 感覚が低下している場所には使用しない
- 低温やけど、凍傷に注意する
- 脚のしびれや力の入りにくさなどがある場合は、自己判断だけで済ませない
冷やすか温めるかよりも、受診が必要な症状を見落とさないことが重要です。
整形外科と整骨院はどう使い分ける?
整形外科では、医師による診察、必要に応じたレントゲンやMRIなどの画像検査、薬の処方、診断書の作成などを受けられます。
整骨院では、身体の状態や動きを確認し、状態に応じて手技、物理療法、運動療法などを行います。医学的な診断、画像検査、薬の処方はできません。
強い痛み、外傷後の痛み、脚のしびれ・筋力低下、発熱、排尿・排便の異常などがある場合は、整骨院への来院より先に医療機関へご相談ください。
ZAB整骨院で確認すること
ZAB整骨院では、急な腰痛が起きた経緯と現在の身体の状態を丁寧に確認します。
- 痛みが始まった時期
- きっかけとなった動作や外傷
- 腰のどこが痛むか
- 脚の痛み・しびれ・力の入りにくさ
- 夜間痛や安静時痛の有無
- 座る、立つ、歩くときの状態
- 仕事、家事、育児への影響
- これまでの腰痛や病歴
- 医療機関の受診状況
医療機関での確認が必要と考えられる場合は、施術を優先せず、整形外科などへの受診をご案内します。
ZAB整骨院の腰への施術方針
身体の状態と医療機関への受診状況を確認し、必要に応じて次の方法を組み合わせます。
- 状態に合わせた手技
- ハイチャージNeo
- ハイボルテージ
- マイクロカレント
- 超音波機器
- 身体の状態に応じた運動療法
- 起き上がり方や物の持ち方などの動作指導
- 自宅で行える運動の提案
- 施術終了後のフォローアップ
すべての方へ同じ施術や機器を使用するわけではありません。状態を確認し、施術内容をご説明したうえで進めます。
現在、鍼灸施術は行っていません。
再発予防のために確認したいこと
痛みが落ち着いた後は、腰だけでなく、日常生活や身体の使い方を振り返ることが大切です。
- 長時間同じ姿勢を続けていないか
- 前かがみや中腰の時間が長くないか
- 物を腰だけで持ち上げていないか
- 睡眠不足や疲労が続いていないか
- 運動量が急に増減していないか
- 股関節や体幹を動かしにくくなっていないか
- 靴が足に合っているか
厚生労働省の職場における腰痛予防対策でも、作業姿勢、重量物の扱い、作業環境、休憩、運動などを総合的に見直すことが示されています。
よくある質問
ぎっくり腰は何日でよくなりますか?
痛みの原因や身体の状態によって異なるため、日数を断定することはできません。痛みが強い、悪化している、脚の症状がある場合は早めに医療機関へご相談ください。
仕事へ行っても大丈夫ですか?
仕事の内容と症状によって異なります。重量物を扱う仕事、長時間の運転、中腰が続く仕事などは負担が増える場合があります。無理に出勤せず、医師や勤務先へ相談してください。
コルセットを着ければ治りますか?
コルセットは動作時の不安を軽くするために使われる場合がありますが、装着するだけで原因が解消されるとは限りません。使用方法や期間については医師や専門家へご相談ください。
強く揉んでもらえば楽になりますか?
急な腰痛の状態によっては、強く押したり揉んだりすることが適さない場合があります。痛みを我慢する施術は避け、まず状態を確認することが大切です。
交通事故の後から腰が痛い場合も相談できますか?
ご相談いただけます。ただし、交通事故後は先に整形外科などの医療機関で診察と必要な検査を受けることが重要です。ZAB整骨院では、医療機関への受診状況を確認しながら、施術や整形外科との併院についてご案内します。
急な腰痛を自己判断だけで済ませないでください
「いつものぎっくり腰」と感じても、症状の現れ方によっては医療機関での確認が必要です。危険な症状がないかを確認し、痛みを我慢して無理に動かしたり、強く伸ばしたりしないでください。
麻布十番駅、新一の橋交差点近くのZAB整骨院では、急な腰痛や、座る・立つ・歩くときの腰の不調についてご相談を受け付けています。
麻布十番・東麻布・六本木・西麻布・赤坂・三田・田町・白金・白金高輪周辺にお住まい・お勤めの方は、お気軽にご相談ください。
平日は21時まで、土日は18時まで営業しています。水曜日・祝日は定休日です。
※本記事は一般的な情報を提供するもので、病気やけがの診断・治療を目的としたものではありません。強い痛みや症状の悪化、脚のしびれ・筋力低下、発熱、排尿・排便の異常などがある場合は医療機関へご相談ください。
執筆・監修:ZAB整骨院 院長・柔道整復師 美田 壮一朗

