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子どもの抱っこで首・肩・腰がつらい方へ|子育て中に見直したい5つの動作【麻布十番】
子どもを抱き上げる、抱っこのまま移動する、床で着替えをさせる、授乳中に下を向く。このような動作が毎日続き、首・肩・腰のつらさを感じている方は少なくありません。
子育て中は「身体を休めたい」と思っても、抱っこや家事を完全に休むことが難しいものです。
負担をすべてなくそうとするのではなく、身体へ負担がかかりやすい動作を確認し、少しずつ変えられるところを探してみましょう。
目次
抱っこで首・肩・腰へ負担が重なりやすい理由
子育てでは、次のような動作が何度も繰り返されます。
- 床や低い位置から子どもを抱き上げる
- 子どもを身体から離した状態で持ち上げる
- いつも同じ側の腕や腰で抱える
- 抱っこしたまま長時間立つ
- 授乳や寝かしつけで下を向き続ける
- 子どもを抱いたまま身体をひねる
- 床に座り、前かがみで着替えや食事を手伝う
- 抱っこしながら荷物も持つ
厚生労働省の保育施設向け資料でも、園児を抱える・おぶう動作や、子ども用の低い机・椅子を使う際の前かがみ姿勢は、腰背部への負担になり得ると案内されています。家庭での育児と業務では状況が異なりますが、身体への負担を考えるうえで参考になります。
日本整形外科学会も、前かがみや首・背中が緊張する姿勢、長時間同じ姿勢を続けることなどを、肩こりに関係する要素として挙げています。
子育て中に見直したい5つの動作
1.抱き上げる前に子どもへ近づく
床にいる子どもを、腕を伸ばしたまま抱き上げると、首・肩・腰へ負担がかかりやすくなります。
可能な範囲で子どもの近くまで移動し、腰だけを深く曲げず、膝や股関節も使って身体を低くします。
抱き上げるときは、子どもを身体の近くへ引き寄せてから立ち上がります。抱き上げながら腰だけをひねる動作は避けましょう。
2.片側だけの抱っこを続けない
利き手を使うため、無意識にいつも同じ側で子どもを抱えていることがあります。
片側の腰を外へ突き出し、その上へ子どもを乗せるような姿勢が続くと、左右で身体の使い方が変わります。
安全を優先しながら、ときどき抱える側を変える、両手で支える、いったん座るなど、同じ姿勢を長く続けない工夫をしましょう。
左右を変えることで痛みが強くなる場合は、無理に行う必要はありません。
3.抱っこ紐は子どもの位置と装着状態を確認する
抱っこ紐が緩く、子どもの位置が身体から離れていたり、低くなりすぎたりすると、前へ引かれるような姿勢になる場合があります。
使用している製品の説明書に従い、次の点を確認してください。
- 肩紐や腰ベルトがねじれていない
- 子どもが身体から大きく離れていない
- 左右のベルトの長さに大きな差がない
- 呼吸や気道を妨げない安全な位置になっている
- 使用できる月齢や体重の範囲を守っている
身体がつらいからと自己流で極端に高くしたり、強く締めたりせず、製品の正しい装着方法を優先してください。
4.授乳やスマートフォンで下を向き続けない
授乳や寝かしつけの際、子どもの顔を見るために首だけを深く曲げた姿勢が続くことがあります。
クッションなどで腕や子どもの位置を支えられる場合は、首や肩だけで重さを支え続けないようにします。
子どもが眠った後も同じ姿勢のままスマートフォンを見続けると、下を向いている時間がさらに長くなります。安全を確認したうえで、いったん顔を上げ、肩の力を抜きましょう。
5.床での育児動作をまとめて見直す
おむつ交換、着替え、遊び、食事の補助など、子育てには床に近い位置で行う動作が多くあります。
次の点を確認してみましょう。
- 腰だけを曲げた姿勢が続いていないか
- 正座や横座りなど、同じ座り方が続いていないか
- 子どもを持ったまま身体をひねっていないか
- 必要な物を手の届く位置に準備できないか
- 安全を確保したうえで、台や椅子を利用できないか
毎回きれいな姿勢を取ろうと力む必要はありません。同じ部分へ負担が集中する時間を減らすことから始めましょう。
痛いときも動かした方がよい?
首や肩、腰の状態によって適した動作は異なります。
痛みのない範囲で肩を軽く動かす、立ち上がって姿勢を変える、短時間歩くなどができる場合もありますが、痛みを我慢した強いストレッチは避けてください。
インターネットで紹介されている体操が、すべての方に適するわけではありません。動かしたことで痛みやしびれが強くなる場合は中止します。
このような場合は医療機関へ
首・肩・腰の不調を、すべて抱っこの負担と判断することはできません。
次の症状がある場合は、整骨院より先に整形外科などの医療機関へご相談ください。
- 腕や手、脚にしびれがある
- 手足に力が入りにくい
- 物を落としやすくなった
- 安静にしていても強く痛む
- 日を追うごとに悪化している
- 発熱や強い体調不良を伴う
- 転倒後から痛みが続いている
- 強い頭痛や吐き気を伴う
- 排尿に異常がある
日本整形外科学会は、腰痛に発熱、下肢のしびれや筋力低下、排尿異常などを伴う場合、速やかな整形外科受診を案内しています。
また、肩こりのように感じる症状でも、頚椎や肩関節、その他の疾患が関係する場合があります。
出産後間もない時期や、出産に関係する体調の変化がある場合は、産婦人科やかかりつけの医療機関へご相談ください。
ZAB整骨院で確認すること
ZAB整骨院では、痛む部分だけでなく、実際に困っている育児動作も確認します。
- 子どもの年齢や体重
- 抱っこする時間と頻度
- いつも抱える側
- 抱き上げる場所や動作
- 授乳や寝かしつけの姿勢
- 首・肩・腰・股関節の動き
- 腕や脚のしびれの有無
- 睡眠や運動の状況
- 医療機関の受診歴
身体の状態に応じて、手技、ハイチャージNeo、ハイボルテージ、マイクロカレント、超音波機器、運動療法などから必要と考えられる方法を組み合わせます。
すべての方へ同じ施術や機器を使用するわけではありません。現在の状態をご説明し、施術内容をご相談したうえで進めます。
現在、鍼灸施術は行っていません。
4歳と1歳の子どもを育てる父親として
ZAB整骨院の院長自身も、4歳と1歳の子どもを育てています。
「身体を休めてください」と言われても、抱っこ、送迎、食事、お風呂、寝かしつけは待ってくれません。
そのため、施術だけで終わらせず、現在の生活の中で変えられる抱っこや育児動作を一緒に考えます。完璧な姿勢を目指すのではなく、忙しい子育ての中でも続けられる方法をご提案します。
よくある質問
子どもの抱っこによる首・肩・腰の不調も相談できますか?
ご相談いただけます。どの動作でつらくなるか、しびれや筋力低下がないかなどを確認し、施術内容を考えます。
育児を休めません。通っても意味がありますか?
育児を完全に休めないことを前提に、負担が集中しやすい動作や、生活の中で変えられる部分を整理します。結果や必要な回数には個人差があるため、改善を保証することはできません。
産後の腰痛も相談できますか?
ご相談は可能です。ただし、出産後の時期や症状によっては、先に産婦人科や整形外科などの診察が必要です。出産時期、現在の体調、医師から受けている説明をお知らせください。
仕事帰りや週末でも通えますか?
平日は9:00〜21:00、土日は9:00〜18:00に営業しています。水曜日・祝日は定休日です。予約状況をご確認のうえお問い合わせください。
子育てを続けながら、身体の使い方を一緒に考えます
麻布十番駅、新一の橋交差点近くのZAB整骨院では、抱っこや授乳、寝かしつけなどに伴う首・肩・腰の不調についてご相談を受け付けています。
麻布十番・東麻布・六本木・西麻布・赤坂・三田・田町・白金・白金高輪周辺で子育て中の方は、お気軽にご相談ください。
※本記事は一般的な情報を提供するものです。病気やけがの診断・治療については医師へご相談ください。
執筆・監修:ZAB整骨院 院長・柔道整復師 美田 壮一朗

